楽器紹介

ここではマンドリン、管楽器、民族楽器など様々な楽器を 紹介していきたいと思ってます。

〜マンドリンオーケストラで弾かれる楽器〜
■マンドリン(Mandolin)
 マンドリンのルーツと考えられる、楽器の形を持ったものは遠く今から3500年前、メソポタミア最古のスメル文化の遺跡から発掘されています。この時代から数々の変遷を経て、マンドリンは生まれ出てくるわけです。
 マンドリンという名前の楽器は古くはヴィヴァルディの時代から存在し、ベートーヴェンやマーラーの作品にもマンドリンを用いた曲がありますが、当時のマンドリンは楽器としての機能が著しく貧弱でありました。マンドリンが楽器としての一つの地位を築くことになったのは19世紀中頃のイタリアで加えられた大改良(音域がひろがり音量も増大し、高度の音楽表現が可能になった)後のことでした。
 マンドリンはいちじくを半分に切ったような形の胴体に、フレット付きの指板がついている楽器です。調弦はヴァイオリンと同じ(高音からEADG)で、4種の弦が2本ずつ、計8本張ってあります。そして、ピックで弦をはじいて音を出します。(弦をはじいて発音する楽器を撥弦楽器といいます)。
 歯切れのよいスタッカート奏法(音符の頭だけ音を出す奏法)と流れるようなマンドリン系独自のトレモロ奏法(同一音を急速に反復する方法)が特徴的です。
 合奏では、第1マンドリンは主として主旋律を受け持ち、高音部の張りのあるメロディを奏で、第2マンドリンは対旋律を担当して、曲に深みと豊かさを与えます。

■マンドラ(Mandola)
 マンドリンよりも一回り大きく、調弦も1オクターブ低い楽器で、弦楽合奏におけるヴィオラやチェロのような役割を果たします。正式名称をマンドラ= テノールといい、大変柔らかく甘い音色を奏でるこのマンドラは、マンドリン系の楽器の中で最も豊かな表現力を持つ楽器と言えるかもしれません。
また、担当するのはマンドリンオーケストラの中音部で、広範囲な行動範囲を持つ楽器です。

■マンドロンチェロ(Mandoloncello)
 マンドラよりさらに大きく調弦も5度低い(いわゆる「ヴアイオリンチェロ」と同じ調弦) 楽器で、運指法も似ており、弦楽合奏におけるチェロのような役割をマンドラとともに果たします。通常はマンドリンオーケストラの低音部を受け持ち、曲に厚みと迫力を与えます。
 さらに、マンドロンチェロは鋭いアクセントの表現を得意とすることから、打楽器のないマンドリンオーケストラにおける打楽器的役割も曲によっては果たします。

■マンドローネ(Mandolone)
 コントラバスに倣って作られた低音用の超大型マンドリンです。
 通常マンドリンオーケストラの再低音を担うのはコントラバスであり、マンドローネは使用されません。しかし、撥弦楽器主体のマンドリンオーケストラの中では、コントラバスの音色には若干異質なところがあるので、特にその音の立ち上がりの遅さをカバーするためにマンドローネが使われることがあります。

■コントラバス(Contrabass)
 管弦楽・吹奏楽・ジャズなどでお馴染みのコントラバス(ウッドベース)です。マンドリン合奏の中でただ一つのアルコ(弓)を用いて奏することのできる楽器です。トレモロ奏法により保続音を出すのが困難なマンドローネにとって代わって、マンドリンオーケストラの最低音を受け持つ楽器として用いられるようになりました。合奏では曲を最低音で支え、曲に厚みと迫力を与える役割を果たしています。今日のオーケストラでは弦楽器のみならず合奏の礎石としてもっとも重要な地位を占めている楽器です。

■ギター(Guitar)
 「禁じられた遊び」「アルハンブラの思い出」「アランフェス協奏曲」といえば一度は耳にされた方も多いのではないのでしょうか。マンドリンオーケストラでは、このような曲でなじみ深いクラシックギターを使用しています。
 合奏でのギターの主な役割は和音やアルペジオ(分散和音)による伴奏です。しかしそれに留まらず、時には美しいメロディもこなします。「小さなオーケストラ」と言われるだけあって、ナイロン弦の柔らかい音色は合奏全体に潤いと安定感を与え、合奏に厚味を増しています。
 このギターの存在はマンドリンオーケストラの最大の特徴といえます。

これらは、以前のHPからの引用です。
(画像の透過等すこしいじりました。05,05(m(_ _)m))

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